1976-10-08 第78回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
あるいは、あなたも御存じのように雄別炭砿の岡田社長の場合、これもほとんど財産を提供されました。ですから、私は国民の納得する案というものの中には、会社役員の姿勢というものが含まれているのじゃないか、こういうように感ずるわけです。これだけの膨大な資金を政府から支出してもらいたいという場合に、一体、会社幹部はどういう姿勢で臨まれるのか。
あるいは、あなたも御存じのように雄別炭砿の岡田社長の場合、これもほとんど財産を提供されました。ですから、私は国民の納得する案というものの中には、会社役員の姿勢というものが含まれているのじゃないか、こういうように感ずるわけです。これだけの膨大な資金を政府から支出してもらいたいという場合に、一体、会社幹部はどういう姿勢で臨まれるのか。
それから、先ほど松島炭鉱のことで質問がありましたけれども、北海道の雄別炭砿の例なんです。釧路の職業訓練所に入所を申し込んだら、三十人の定員に対して百五十人希望者があった。だったら、いつ回ってくるかわからないからこれはやめちまうということを四十五歳になる炭鉱労働者の人が言っておるわけです。
それと関連するわけですけれども、雄別炭砿のぐるみ閉山の中で、特に雄別鉄道の労働組合があるわけですね。ところが、それがぐるみ閉山の中で、鉄道関係は今度の閉山についての特別の措置にとにかく均てんするという措置になったというわけですね。ところが、同じ組合、そしてもともと同じ企業であったはずのバス関係の人たちは全然はずされている。
雄別鉄道につきましては、従来雄別炭砿の一部としてやっておったものが分離されておりまして、そして今回のような事態に相なった際に、たまたま分離されたということによりまして、特別閉山交付金制度の対象からはずれるということでは非常に不公平であるということから、いろいろくふうをこらしまして、雄別鉄道を対象の中に入れるということをいたしたわけでございますけれども、元来が特別閉山交付金制度というのは石炭鉱業の従事者
○相沢委員 このたび、大手企業といわれました北海道の雄別炭砿が、企業ぐるみの閉山になりまして、これは、昨年スタートした政府の新石炭再建策がもろくも破綻を来たした何よりの証拠だ、このように私どもは理解をしております。
雄別炭砿の閉山によりまして、御指摘の雄別鉄道は雄別炭砿で出炭される石炭の輸送を一手に引き受けておった鉄道でございます。その大宗貨物である石炭がなくなりますと、もはや鉄道としては維持が非常に困難であります。まことに遺憾ながら廃止を認めざるを得ないと考えております。
○相沢委員 最後に一言申し上げたいのですが、今回の雄別炭砿の閉山は、結局石炭再建の大きなてこ入れに政府の新石炭再建策がなり得なかった 一つの実証みたいなものじゃないかと感じております。きょうは通産大臣が基本方針をこのまま貫くのだとおっしゃいましたけれども、このままでいけば、新石炭再建によるてこ入れが切れる四十八年度までに大体全国で何鉱くらい残るのかという見通しはすでに立てられているのでしょうか。
○岡田委員 雄別炭砿は、雄別炭砿に付随している鉄道部門があるわけです。この鉄道も同時に、これは会社が炭砿と合併して解散をすることになるわけですが、これは運輸省にお尋ねしますけれども、地方鉄道でありますから当然運行廃止、さらにまた埠頭線という特殊な事情もございますから、この埠頭線についてはどうしても確保しなければならないという問題もあるわけです。
本論に入ります前に、私はまず、去る四月二日、当協会の会員であります雄別炭砿株式会社の茂尻炭砿におきまして大変災を引き起こしまして、多数の人員を損傷し、社会各方面に対して御迷惑をおかけいたしましたことに深く責任を感じ、お詫び申し上げる次第でございます。また、本委員会におかれましても、直ちに調査団派遣等いろいろ御配慮をいただきましたことにつきまして、厚く感謝申し上げる次第であります。
派遣の目的は、雄別炭砿茂尻砿業所におけるガス爆発による災害状況を調査し、もって今後の炭鉱保安対策樹立に資する。 派遣委員は、阿具根登君、鬼丸勝之君、藤原房雄君、大矢正君。 派遣地は、北海道。 派遣期間は、昭和四十四年四月七日及び八日の二日間。 費用の概算は、十三万九千二百円でございまして、往復とも航空機を利用いたしたいとのことでございます。
北海道雄別炭砿茂尻砿業所におけるガス爆発によりまして多数の犠牲者が出ましたことをまことに遺憾に存じ、なくなられた方につつしんで哀悼の意をささげたいと思います。 それで、労働省といたしましては、従来から炭鉱災害の防止につとめてまいりましたが、今後とも一そう努力をする考えでございます。
三菱鉱業が九億一千四百五十万二一千円、住友石炭が大体四億円、古河鉱業が七億八千二百九十一万五千円、北海道炭砿が十五億一千四百三十二万一千円、日本鉱業が八億六千八百四十九万二千円、太平洋炭砿、これはこまいのですが、一億四千四十六万八千円、雄別炭砿鉄道が二億七千九百八十一万五千円、宇部興産が八億二千九百六十三万三千円、明治鉱業が四億一千二百七十七万三千円、大日本炭砿が四億二千百九十三万五千円、今の給料を